2分でわかるアメリカ

2014/03/12アメリカの地震多発地区

先週の金曜日の夜8時過ぎ、ウォーキングから家に戻ると娘が怯えていました。「地震を感じたか?凄く揺れた。」

3月7日金曜日午後8時16分。ロサンゼルス空港近くのマリナ・デル・レイでM(マグニチュード)3.1の地震が観測されました。ソニー・ピクチャーズのスタジオがある4キロ離れたカルバーシティが震源でした。体感できる久しぶりの地震。もっとも自分は感じませんでしたが。

そして、3月9日午後10時18分。今度はカリフォルニア北部でM6.8の地震が発生しました。震源はユーレカという町から西に80キロ離れた沖合。震源の深さは7キロ。津波警報は出ませんでした。ユーレカでは、10日午後までにM3.5超の余震が20回以上も記録されました。建物の倒壊や負傷者は報告がありません。

サンフランシスコから北に約410キロ離れた人口2万7000人のユーレカでは、1980年以降にM6を超す地震が10回発生しています。1992年にユーレカの南西50キロで発生したM7.2の地震では、95人が負傷、多額の被害が出ました。

カリフォルニア州の人口は約3700万人で全米最大。GDPは約1兆8120億ドルとこれも全米最大。世界の国と比較するとGDPで世界9位に匹敵する大きさです。この全米最大の州は、北米プレートと太平洋プレートの境界線に位置し、日本と同様に地震多発地帯のひとつです。特に北部のユーレカ周辺の地震の多さが目立ちます。アメリカ地質調査所(USGS)は、ユーレカ周辺で来週までに大型地震が起きる確率が5-10%あるとしています。

多くの犠牲者を出した東日本大震災から丸3年。海を越えたカリフォルニアでも、体験をもって地震の恐ろしさを意識させられました。東日本大震災で犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。また、一日も早く復興が進むことを心から願います。
 
 
 [March 11, 2014] No 0105487

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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