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2014/03/08「お金持ちの掟23」意外!世界で最も高い都市

ニューヨークのセントラル・パーク近くの5番街やマジソン・アベニュー、もしくはダコタハウスがあるセントラル・パークウェスト通りは、昔からお金持ちが住むエリアとして知れています。ウォール街で成功した人、やり手の弁護士や大物経営者らの生活拠点。

この高級不動産ゾーンで中国人を多く見かけるようになったとニューヨークで働く知人から聞きました。世界2位の経済大国になった中国のお金持ちが、ニューヨークのコンドをはじめとするアメリカの高級不動産を買いあさっています。

個人的に、ニューヨークの不動産は世界的に最も高いと思っていましたが、そうでもありませんでした。不動産投資のコンサルティング会社ナイト・フランクが発表した最新の調査レポート「The Wealth Report 2014」 http://bit.ly/1e37YwI によりますと、世界で最も不動産が高いのはモナコでした。

100万ドル(約1億円)を出して買えるモナコの不動産はわずか15平米。東京のワンルーム・マンション1部屋しか買えません。2位は香港で21平米、ロンドンの25平米と続きます。ニューヨークはシンガポール、ジュネーブに次いで6位。意外でした。7位はシドニー、8位はパリ、9位はモスクワ、そして10位は上海。

ちなみに、ビバリーヒルズがあるロサンゼルスは13位。東京はマイアミの下、インド・ムンバイの上で15位でした。 かつては、東京の不動産が世界で最も高いとされていましたし、日本人の多くがいまもそう考えています。現実には東京は既に「高い都市」ではなくなりました。「失われた20年」の影響も大きいとみられます。ドル建ての比較ですので、去年の急激な円安が東京の不動産価格を大幅に押し下げた影響もあると思います。

レポートをまとめたナイト・フランクは、将来の不動産の予想も公表、2014年にはニューヨークがトップに復活するだろうとしています。セントラル・パーク周辺が「高級チャイナタウン」になるかも、それはないですよね。
 
 [March 07, 2014] No 0105486

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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