2分でわかるアメリカ

2014/03/05バフェット氏の「やっちゃ駄目」5か条

長期間に渡って大きな利益を出し「投資の神様」と呼ばれるアメリカの著名投資家、ウォーレン・バフェット氏が、株式総会を前にCNBCの3時間に及ぶインタビューに答えました。

バークシャー・ハザウェイの本社があるネブラスカ州のオマハで、「バフェット番」のベッキー・クックさんが聞きました。幅広いトピックにおよんだのですが、CNBCが「投資の5か条」に短くまとめました。5つの「やっちゃ駄目」です。

 (1)ウクライナ情勢のような世界の重大イベントに影響を受けない

 (2)株式相場が下落しても落ち込まない

 (3)投資先の専門家になる必要はない

 (4)株式投資で短期利益を求めない

 (5)長期的なビットコインへの投資を控える

バフェット氏は割安で取引されている株式、企業への投資、いわゆる「バリュー投資」で知られています。このため、株式投資の話がどうしても多くなります。

ただ、他の投資でも参考になる部分がありそうです。ロシア海軍がウクライナ南部のクリミア地方を占拠したことで地政学的リスクが高まっていますが、バフェット氏は仮に大規模な戦争に発展した場合、現金の価値が落ちると語っています。

興味深いのはビットコインについてです。東京・渋谷を拠点にしていたビットコインの大手取引所マウントゴックスが破綻しました。バフェット氏は、ビットコインの取引は、実際の価値を反映せず、非常に投機的なものだとした上で、10年、20年後にビットコインが消えていても驚かないとコメントしました。

東京からロサンゼルスに出張できていた日本の証券会社の幹部が、たまたまホテルでインタビューを視聴しました。バフェット氏がテレビで気軽にしゃべっていることに驚いたそうです。バフェット氏は頻繁にCNBCに登場するため驚きではないのですが、3時間もインタビューに答えたバフェット氏の集中力に驚きました。
 
 
[March 04, 2014] No 0105484

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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