2分でわかるアメリカ

2014/01/032014年新法、フカヒレ禁止から日サロ制限まで


HAPPY NEW YEAR!

祝賀ムードが強い日本の正月と比べ、アメリカは祝日ではありますが、元旦は普通の日。正月三ヶ日という言葉はなく、きょう2日から通常に戻りました。ただ、正月から複数の新法が施行されます。  

まず連邦レベルの法律。アメリカでは新年から、60ワットと40ワットの電球の製造が禁止されます。100ワットと75ワットの製造は1年前から禁止されています。100年以上続いた電球の文化が、LEDの時代に完全移行します。また、オバマケアと呼ばれる国民皆保険を目指した医療保険制度改革が正式にスタート。さらに、自動販売機で売られる食品や飲料に「カロリー表示」が義務づけられます。

州レベルでは、変わった新法が少なくありません。

デラウェア州では、フカヒレスープにフカヒレを使用することが禁止されます。日本でも「フカヒレスープ」の販売中止運動が一部であるようですが、絶滅の危機にあるサメを保護するのがデラウェアの新法の狙いです。

一方、オレゴン州とイリノイ州では、ティーンエイジャーによる日焼けサロンの利用が制限されます。医師の処方箋が必要になります。若者の日焼けサロンの利用を巡っては、ネバダ州、ニュージャージー州、テキサス州、そしてウエスト・バージニア州で既に制限されています。

カリフォルニア州では、全てのウェブサイトの運用者に対し、個人情報の扱いをユーザーに開示することが義務づけられます。この動きは全米に拡大することが予想されます。さらに、カリフォルニア州では、性転換した人が授かった性とは異なる性のトイレを使うことや、スポーツチームに加入することが新年から認められます。カリフォルニアらしい新ルールです。

本年もよろしくお願い申し上げます。 2014年が最高の1年になるようお祈りいたします。

[JANUARY 02 , 2014] No 0105441

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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