2分でわかるアメリカ

2013/12/14「お金持ちの掟シリーズ11」時給12万円の職業って?


もうすぐ14歳になる娘は毎週木曜日に、数学の家庭教師の家に通っています。月謝は100ドル、家庭教師の時給は25ドル(約2500円)になる計算です。元数学の教師で非常に優秀。リーズナブルだと個人的に思います。アメリカで家庭教師を雇う場合、時給20ドル(約2000円)から50ドル(約5000円)だと知人から聞きました。

富豪の家庭教師も同じか。全然違います。友人のロシア人の富豪は、長男の中国語の家庭教師に日本円にして月給50万円を支払っています。週に一回程度しか教えていません。保育園児の息子にはアメリカ人が英語を教えていて、時給は300ドル。驚いたのですが、上には上がいることを知りました。

CNBCに出演したロンドンを拠点とするチューターズ・インターナショナルの幹部によりますと、フルタイムの専属家庭教師の年収の相場は7万ドル(約700万円)から12万ドル(約1200万円)です。40万ドルの年収を稼ぐ家庭教師もいると幹部は語っています。また、別の家庭教師は16週間で8万ドルの報酬を受け取りました。時給に換算すると1250ドル(約12万5000円)です。これは、アメリカで最も高い弁護士と同じ、もしくはそれ以上です。

世界の富豪の子弟の多くはアメリカで学んでいます。ハーバードやスタンフォードといった名門校に入れるため、もしくは欧米の超名門私立に入学させるため、家庭教師を雇う富豪が増えています。チューターズ・インターナショナルの今年の売上は、前年比で倍増しました。

 友人のロシア人は、家庭教師に食事とクルマも提供しています。CNBCによりますと、報酬の他に、運転手付クルマを含めた交通費、シェフ、住居などを家庭教師に提供する富豪もいるそうです。世界中から来るためアメリカの大学の競争率が上昇していますが、富豪の家庭教師の競争率も相当高そうです。 

[DECEMBER 13 , 2013] No 0105430

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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