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2013/12/06Facebookは5年後に消える?


 もうすぐ14歳になる娘がFacebookを使わなくなりました。「つまらない」というのが理由です。中学校の友だちでFacebookを利用している人は1人もいなくなったそうです。 

ハイテクの分析で定評があるパイパー・ジャフレーの調査によりますと、ソーシャル・メディアの中でFacebookが最も好きと答えたティーンエイジャーは42%でトップでした。1年前の話です。今年春の調査では33%に大幅減、そして最新の調査では23%に落ちました。

ティーンエイジャーの間でFacebook熱が急速に冷めている背景には、プライバシーへの懸念があること、親と情報をシェアすることを嫌い始めたことがあります。仲のいい友だちだけで、面白い写真や噂を共有したいというティーンエイジャーの心理がFacebookを遠ざけているのです。

「Facebookが落ち目ならTwitterか」と大人は単純に考えるのですが、娘の友だちはTwitterにも興味がありません。いったい、どんなソーシャル・メディアを使っているのか。

最も人気があるのがInstagram。一部の大人は料理や自然の写真を共有していますが、ティーンエイジャーはセレブなどの写真にコメントをつけてシェアしています。写真が10秒以内に消えるSnapchatも娘が毎日何回も使っています。

メッセージ・サービスでは、WhatsAppとKikが人気。LineやAIMの人気は地に落ち、Skypeは存在感がありません。このほか、AskFMはティーンエイジャーのデファクト・スタンダードになっています。AskFMはラトビアでつくられた質問アプリ。わからないことがあったら、iPhoneのAskFMのアプリで聞くのがティーンエイジャーの常識です。

最近、知り合いから「iPadをついに買った」という連絡がありました。アナログ派のおじさんのデジタルデビューです。ウォール街関係者の多くは、Facebook 、Twitter 、Zyngaなど上場企業のアプリが最先端だと考えています。ちなみに、今の一番人気のInstagramはFacebookが完全買収しています。マーク・ザッカーバーグ氏もFacebookが長続きしないことを予見していたのでしょうか。確かに最近積極的に投稿している人のほとんどはシニア層です。アナログ派のおじさんがInstagramを使い始めた時、娘はもう利用していないと思います。

[DECEMBER 05 , 2013] No 0105424

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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