2分でわかるアメリカ

2013/11/28第3のスマホの巨人


アメリカのスマートフォンのシェアは、トップがアップル、2位がサムスンです。2社が市場の約70%を独占しています。このあとに、LG、HTC、モトローラ、ブラックベリーなどが続くのですが、第3四半期に変化がありました。3位は従来通りLGなのですが、4位に中国のメーカーが浮上しました。

中国のZTEは3年前にアメリカ市場に進出。NBAのヒューストン・ロケッツと組んだマーケティングで知られるようになり、スマートフォンのシェア5.8%を確保、業界3位の地位を確保しました。ZTEは先月、新しい高性能の2機種を投入、年末商戦で市場拡大を狙います。同じ中国のHuaweiも参入、低価格のスマートフォンを発売しました。

 トップ2のアップルとサムスンが最も警戒しているのがXiaomiです。「シャオミ」と発音、中国語で「小さい米」という意味です。3年前に創業した「シャオミ」はオンラインだけで販売、中国本土で去年だけで700万台を売りました。 

Xiaomiのスマートフォンは、低価格とデザインが好評で、今年は販売台数を倍増する見通しです。中国でiPhoneが苦戦する要因となっています。創業者は、中国版スティーブ・ジョブズと呼ばれているそうです。

Xiaomiは、香港と台湾に近く進出するとみられますが、いずれ世界最大のスマートフォン市場であるアメリカに参入する可能性があります。米韓中の本格的なスマホ戦争に発展しそうです。

ところで、成長が著しいスマートフォンのランキングに、日本のメーカーが全く入っていません。というより、AT&TのショップでもVerizonでも、そもそも日本のメーカーのスマートフォンや携帯電話が売っていません。日本の家電メーカーは部品メーカーになってしまったということでしょうか。

[NOVEMBER 27 , 2013] No 0105418

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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