2分でわかるアメリカ

2013/10/22伝説になったクローザー・上原


大リーグ・アメリカン・リーグの優勝決定シリーズ第6戦が週末にあり、レッドソックスがデトロイト・タイガースを破り、6年ぶり13度目のリーグ制覇を果たしました。1勝3セーブと、優勝決定シリーズのレッドソックスの4勝全てに貢献した上原浩治投手がMVPを受賞しました。

 「ボストンの上原が独占」「浩治の伝説が生まれた」「危機に動じない上原がMVP」など、スポーツ系を中心にアメリカのメディアは上原投手の活躍を高く評価しました。 

2009年にFA権を行使してボルティモア・オリオールズに巨人から移籍、テキサス・レンジャーズを経て、去年12月に契約金425万ドル(約4億2500万円)+出来高の1年契約でボストン・レッドソックスに移りました。

レッドソックスは中継ぎとして上原投手を雇いました。しかし、主力のクローザーだったハンラハン投手が怪我、2番手のベイリー投手も怪我をしたため、上原投手の大リーグ人生を変える幸運が回ってきました。中継ぎとして安定していた上原が新クローザー指名されたのです。今年6月のことです。

地元のボストン・グローブ紙は「上原はクローザーの最後の選択肢だった」との見出しの記事の中で、「誰もクローザーとして期待していなかった」と上原の快挙を絶賛しました。グローブ紙は、上原は日本で成功したピッチャーだが、大リーグではクローザーとしての名声を得たと伝えました。ニューヨーク・タイムズは、あご髭がなくなった上原がアリーグの決勝シリーズで最も価値のあるプレイヤーになったと過去の経緯を含め詳しく伝えました。

大リーグ移籍後に直ぐに全米を驚かせた日本人大リーガー野茂、イチロー、松井、ダルビッシュらと比べ、上原投手は苦労した後に開花しました。日本人として本当に嬉しく思います。ワールドシリーズの活躍を期待したいです。

[OCTOBER 21 , 2013] No 0105390

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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