2分でわかるアメリカ

2013/10/10ラーメンバーガーが一部で


 「ラーメンバーガーが人気だ」と複数の人から聞きました。ドーナツとクロワッサンのハーフといえる「クロナッツ」に続くブームになるかなどと一部で盛り上がっています。 

きっかけは、今年8月にニューヨークのブルックリン地区で開催された食のイベントでした。日本のラーメン屋で修行した日系アメリカ人のケイゾウ・シマモト氏が「ラーメンバーガー」を提供したところ、長い行列が出来ました。あっという間に150食が完売になりました。ブログなどでも話題になり、「インスタントラーメンでラーメンバーガーを作る方法」などの投稿が増えました。

日本で一部販売された「ラーメンバーガー」は、パンでチャーシューなどを挟んだものが多いようですが、アメリカ版は、パンの部分がフライパンで焼いたメンで挟みます。シマモト氏のラーメンバーガーは、片面を焼いたメンでビーフパテを挟んだものですが、さまざまなバージョンが誕生しました。ニューヨークだけでなく、ロサンゼルスにも登場しました。

というわけで、早速試しました。焼いたメンにチャーシューとレタス、トマトを挟んだバージョンです。ケチャップとマヨネーズがつけてありました。これにピクルスとスープがついて日本円で約900円。ピンときませんでした。普通のラーメンやハンバーガーの方が美味しいと個人的に思いました。

「クロナッツ」を売っているドーナツ店を久しぶりに訪ねましたが、閑古鳥が鳴いていました。ブームは3ヶ月程度しか続かなかったようです。ニューヨークのオリジナル「クロナッツ」の事情は知りませんが、ロサンゼルスでは「終わっています」。「ラーメンバーガー」は日本人の間でしか話題になっていないので、ブームになる前に市場から消えていくような気がします。日本ほど「一時的なブーム」が少ないアメリカですが、食は例外かもしれません。試してみたい人は、早めにどうぞ。

[OCTOBER 09 , 2013] No 0105382

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2019.01.16 更新政府閉鎖のネガティブ効果メキシコ国境の壁建設の予算をめぐるトランプ大統領と民主党の対立が続いています。解決に向かう兆候はまったくみられません。9つの省庁の予算が切れ、政府機関の約25%…
  • 2019.01.15 更新破たんした電力会社、どうなるカリフォルニアで起きた山火事をめぐり、一因をつくったとされる電力大手PG&Eが今月29日にチャプター11(日本の民事再生法に相当する連邦破産法第11条)の適用を…
  • 2019.01.12 更新お金持ちの掟:いまの時代の離婚アマゾン・ドット・コムの創業者でCEOのジェフ・ベゾス氏が、25年連れ添ったマッケンジー夫人と離婚します。有名人の離婚がメディアを騒がすのはアメリカも日本も同じ…
  • 2019.01.11 更新経済好調でも売れないアメリカの店クリスマスの時期にニューヨークを訪れた際、人の多さに驚きました。広大な地域に人口が分散しているロサンゼルスから来たせいもあるかもしれません。それでも、あの混雑は…
  • 2019.01.10 更新驚くほど安定する人民元金融マーケットが不安定化する中、人民元は驚くほど安定している。ウォールストリートジャーナルが大きく報じました。現在の対米ドル相場は、3ヵ月半ぶりの高値である6.…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカがわかる)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ