2分でわかるアメリカ

2010/06/26セクハラは「不都合な真実」?


地球温暖化を訴えノーベル賞を受賞したアル・ゴア元副大統領が、セクシャル・ハラスメントで訴えられた事件を昨日の「アメリカを知る」でお伝えしました。その後、ワシントンポストやウォール・ストリート・ジャーナル、それにネットワーク・テレビなどが取り上げ、大きなスキャンダルに発展しました。

事件は、2006年10月24日オレゴンのホテルで起きました。部屋は、ホテル側の配慮で、「ミスター・ストーン」という名前で登録されていました。54歳の女性マッサージ師が部屋に入ると元副大統領がいたため驚きました。マッサージは3時間。料金は、540ドルでした。

それから数週間後、「女性はマッサージ中に、副大統領からセクシャル・ハラスメントを受けた」と警察に被害届を出しました。女性は、その証拠として、その時にはいていたズボンを保存しているそうです。さらにその3年後、女性は元副大統領を訴えました。  

ニュースを最初に取り上げたのは、ナショナル・インクワイヤラー。アメリカ人がスーパーマーケットで買う新聞です。セックス・スキャンダル報道で定評(?)があり、ゴア氏の元上司であるビル・クリントン元大統領が、研修生のモニカ・ルインスキーさんと不適切な関係を持った事件を最初に取り上げました。最近では、ゴルフのタイガー・ウッズの不倫をスクープしました。

訴えた女性はナショナル・インクワイヤラーに100万ドル(日本円で約9000万円)で情報を売ろうとしましたが、断られたそうです。さらに、マッサージの日から被害届、告訴の間に大きな時間のギャップがあります。ゴア氏にとって「不都合な真実」なのかどうか疑わしいことが多いのです。

元副大統領は今月はじめ、37年連れ添ったティッパー婦人と別居しました。その直後に、娘のカレナさんも離婚の危機という報道がありました。そして、今回のセクシャル・ハラスメントを巡る告訴。エリートの道を歩み続けた62歳の元副大統領は、政敵や自然破壊ではない問題に悩まされています。

[June 25, 2010] No 010193

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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