2分でわかるアメリカ

2013/08/22性交渉の回数と収入の関係


 「お金で愛は買えない」とよく言われますが、セックスの回数が多い人ほど、収入が多いという研究論文が発表されました。 

イギリスのアングリア・ラスキン大学経済学部の上席講師であるニック・ドライシス氏がまとめたもので、ドイツの労働研究所が公表しました。

それによりますと、週に4回セックスをする人は、回数が少ない人より5%収入が高いという結果が出ました。また、セックスレスの人は、する人と比べ収入が3%低いことがわかりました。研究は6000人の男女を対象にしたアンケート調査を分析したものです。

2009年にブラジルで発表された研究論文でも類似した結果が出ています。また、フランスのビジネス大学のティナ・ロウリー教授は「セックスの回数が増えることは、健康、精神の安定を示す」とコメントしています。この話題、なぜか経済やマーケット専門の欧米メディアが数多く取り上げました。

研究論文に関してWSJテレビに出演した家族問題専門の心療内科のフラン・ウォルフィッシュ医師は「性行為は、快楽だけでなく、幸福とエネルギーを高める効果があり、自信に繋がる」とコメントしました。ウォルフィッシュ医師はビバリーヒルズでクリニックを開いているのですが、金融危機直後に性欲がなくなった高給取りの患者を多く診たと語っています。

コンドームメーカーのデュレックスが世界26カ国の2600人を対象にした調査では、日本人の年間のセックスの回数は48回だそうです。世界平均103回の半分以下。1位のギリシャの164回の3分の1です。また、別の調査では、先進国の中でセックスレスが最も多かったのは日本人でした。こうした事実と今回の研究論文。いろいろ考えるところはあります。どう思いますか。

[AUGUST 21, 2013] No 0105348

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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