2分でわかるアメリカ

2010/06/22本物のお金持ちが泊まるホテル


ほとんどの学校は、先週までに卒業式/終業式がありました。アメリカは、きょうから夏休みです。近所の人が1週間ほど留守にするので犬を見て欲しいと訪ねてきました。オアフ島のフォーシーズンホテルに泊まるそうです。うらやましいです。でも、アメリカやアラブ、中国、それにロシアの本当のお金持ちはもっと凄いところに泊まるのです。

ロシア人の友人、セルゲイが先日宿泊したドバイのホテル、ブルジ・アル・アラブのロイヤル・スイートは、一泊7万ディルハム(日本円で約170万円)です。プライベートの映画館があり、階段の手すりは金で出来ています。  

モスクワのリッツ・カールトンのリッツ・カールトン・スイートは、一泊43万ルーブル(約126万円)です。クレムリンと赤の広場が見渡せる部屋には豪華なピアノがあり、プライベートのサウナがついています。

たぶん世界で最も高いホテルの部屋は、ラスベガスのパームスのヒュー・へフナー・スカイ・ビラで、一泊4万ドル(約364万円)。12人が一度に利用できるジャクジーとプレイボーイのトレードマークであるバニーの形をしたプールが付いています。結婚式のパーティーなどに使う人が多いようです。宿泊客がいない日は、50万ドル以上カジノで使う、いわゆるハイローラーに無料で貸すそうです。

単純に宿泊するだけの部屋で世界一高価な部屋は、おそらくニューヨークのフォーシーズンホテルのタイ・ワーナー・ペントハウスです。専門のバトラーが24時間待機、ルームサービスは全て無料です。移動はロールスロイスが使えます。もちろん運転手付きです。プライベートのジムが付いていて、人口の滝があり瞑想もできます。一泊3万5000ドル(約318万円)です。税別です。

僕の夏休みは8月末で、マイルを使った無料航空券、ホテルはインターネットで最安値を探しました。これに対し、本物のお金持ちが泊まる部屋の値段は僕の50倍から200倍です。うらやましいというより、夢のような話です。景気が悪いときに、夢のホテルを想像するのも悪くありません。

[June 21, 2010] No 010189

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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