2分でわかるアメリカ

2013/07/19勘弁して!NYのホテル


約3年ぶりのニューヨークです。昔住んでいたので「懐かしい」と言いたかったのですが「最悪」でした。というより「ショック」でした。飛行機が2時間遅れ、ホテルにたどり着いたのは午前3時過ぎ。ところが、ホテルは「部屋がない」と言う。電話で「遅れること」を伝えたのにあまりにもヒドイ。近くのホテルに泊まらされました。2つめのホテルは「最後の部屋だった」ので稼働率がちょうど100%、予約してあったホテルはオーバーブッキング。

ニューヨークには世界中から訪問客が訪れます。出張者や家族旅行などでホテルは高い稼働率になっています。しかも需要があるから高い。ニューヨークの安いホテルは治安があまりにも悪いので、そこそこのホテルを探したのですが、一泊300ドル(約3万円)以下のホテルを探すのは大変でした。宿泊費以外に特別税などが加算されるため、一泊当たりの料金は宿泊費+一泊50ドル(約5000円)程度になります。

ホテルズ・ドットコムが今年5月に発表した最新のホテル料金指数によりますと、ニューヨークのホテルの平均価格は179ポンド(日本円で2万6850円)で世界3位。トップはモナコのモンテカルロ、2位はオマーンのマスカットです。ニューヨークはアメリカで断トツの1位、世界7位のフロリダのキーウエスト、8位のボストン、13位のサンフランシスコが続きます。東京は109ポンド(約1万6350円)で41位。ソウルよりも下でした。円高修正の影響もあって、東京はずっと前から高い都市ではありません

 トリバゴの調査でもニューヨークのホテルの高さが際立ちました。今年6月の平均価格は一泊367ドル(約3万6700円)で断トツのトップでした。 

家賃も当然ですが高いです。ウォール・ストリート・ジャーナルがまとめた最新の調査では、今年第2四半期のアパートの平均家賃が3000ドル(約30万円)を超えました。広さが50平方メートル程度の家賃です。空き部屋率は2%と低く、需要の高さを示しています。月3000ドルという家賃は全米平均の約3倍。隣のコネチカットのハートフォードの平均家賃は1003ドル(約10万円)でした。

ホテルに向かうタクシーの運転手の英語は酷い訛りで、文法が滅茶苦茶でした。明らかに外国籍。ホテルが高くても世界中から訪問客が絶えない。家賃が3倍でも借りたい人が行列をつくる。それほどニューヨークが魅力的ということでしょうか。

「今夜はベリーナイスな部屋を準備しておく」と予約してあるホテルに言われたのですが、チェックインしたら普通の部屋でした。

[JULY 18, 2013] No 0105324

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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