2分でわかるアメリカ

2010/06/12セクシーすぎる銀行員


「セクスィー部長」はNHKのコメディ番組に登場する架空の人物ですが、「セクシー銀行員」は現実に存在します。

「セクシーすぎて銀行を首になりました」。33歳の女性が、去年8月に不当に解雇されたとしてシティバンクを訴えました。ゴシップ新聞だけではなく、ネットワーク・テレビも取り上げたことで、全米で有名になりました。

 この女性は、シングル・マザーのデブラリー・ロレンザナ(DEBRAHLEE LORENZANA)さん。CBSの番組に出演したデブラリーさんは、ニューヨーク・ミッドタウンにあるシティバンクの支店の上司から、同僚が仕事に集中できないため、体のラインを強調する服装を着ないよう警告され、その後、解雇されたそうです。デブラリーさんは、セクシーすぎたことが解雇の理由だと主張しています。 
これに対し、シティバンクは、デブラリーさんの営業成績が悪かったことが解雇の原因だと反論しています。

一方ディスカバリー・チャンネルは、デブラリーさんの整形手術の記録を放送しました。豊胸手術などの行程が詳細に描かれています。番組の中でデブラリーさんは「整形手術が大好き」と語っています。デブラリーさんの弁護士は、「整形手術が好きなこととシティバンクを告訴したことは関連がない」と強調しています。

「セクシーすぎる銀行員(TOO SEXY BANKER)」は現在、ニューヨークのブルックリン地区にあるJPモルガン・チェース銀行の支店に勤務、セクシーな服装で出勤しています。最近、支店の上司から、服装が不適切であると指摘されました。ただ、JPモルガン・チェース銀行の支店に口座がある男性は、「彼女はセクシーだから解雇しないで欲しい」と一部の報道陣に語ったそうです。

[June 11, 2010] No 010173

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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