2分でわかるアメリカ

2013/04/02お金がかかるお金持ちの生活

3連休は友人宅で過ごしました。秘書が休みをとるので遊びに来ないかと誘われ、家族で2泊しました。

友人が借りている家は有名なスポーツ・エージェントが建てた豪邸です。建物はベッドルームが10あり、プール、テニスコート、バスケットボール・コート、ゴルフ練習場、乗馬の訓練施設が敷地内にあります。隣は世界的な歌手の自宅です。

友人宅に呼ばれることが何度かあったのでわかったのですが、この手の豪邸に住む人は10人ほどを常に雇用しています。友人宅では、個人秘書が2人、運転手が2人、子どもの世話をする人が3人、料理人が1人、住宅の管理や掃除担当2人が働いています。旅行に行く際には、秘書と子どもの世話をする人らが同行します。米国内であれば運転手も同行します。行き先によっては、ボディガードを雇う場合もあります。

大物セレブのジェニファー・ロペスも、こうした暮らしをしているのではないかと想像します。ニューヨーク・ポストによりますと、ジェニファー・ロペスはインドのクリケット・プレミアリーグの開会式イベントでパフォーマンスをするオファーを受けたのですが、交渉は決裂しました。ジェニファー・ロペス側が、プライベート・ジェットや多数の同行者のためのホテルの負担などを条件にしたため、インド側が引いてしまったということです。

ジェニファー・ロペスは、「メンテナンスがかかるセレブ」として業界で知られています。BBCが2001年にインタビューした際、ヘアメイクやスタイリスト、秘書など90人の同行者がいたそうです。

 ジェニファー・ロペスの例は極端ですが、個人秘書や料理人など日常的に10人以上を雇用している資産家は少なくありません。ロサンゼルスには大勢います。少なく見積もっても日本円で1億円以上は雇用に使っている計算です。お金持ちの生活はお金がかかるなあ、と僕は思うのですが、友人は「たいしたことない」と言っています。
 
[April 01, 2013] No 0105242

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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