2分でわかるアメリカ

2013/02/14結婚前の2万円の投資


2月14日はバレンタインデー。胸がときめいた青春時代が懐かしいです。日本では、女性が男性にチョコレートを贈る日。でも、これも一種のガラパゴス。チョコレートメーカーのマーケティング・チームが作り出した日本だけの習慣です。

 欧米ではどうか。男女関係なく「愛を誓う日」であり「告白する日」です。女性が男性に贈り物をするというより、どちらかと言えば男性が女性をディナーに誘ったり贈り物をする日です。 

CNBCは、「愛を告げるコスト」と題する記事を掲載しています。それによりますと、男性がバレンタインデーに使う額は平均で218ドル。日本円で約2万円です。デートサイトが1万7000人を対象にした調査で計算したそうです。

内訳をみると、独身男性の平均額が257ドル。これに対し既婚の男性は203ドル。そして、結婚を前提にしたパートナーがいる男性の平均は180ドルでした。

独身男性が女性を口説く際にはお金を使い、「魚を釣った」後には財布の紐を閉める傾向が浮かび上がった形です。既婚者の203ドルは「愛の維持費」と言えるかもしれません。人間の心理というか本心がわかって少し怖いです。

ただ、これらは平均であって、手作りにしてお金をかけない人も、逆に大金を投じる人も当然います。バーモント・テディ・ベアという会社は「バレンタインデー用の世界で最も高額なテディベア」を宣伝しています。値段は3万ドル(約279万円)。大人の女性とほぼ等身大のクマのぬいぐるみですが、5.9カラットのダイアモンドの指輪がついています。ぬいぐるみは欲しくないけど、指輪は欲しいという女性がいるような気がします。懐の深い男性が近くにいる女性だけですが。

充実した「愛の日」をお迎え下さい。

[FEBRUARY 13, 2013] No 0105209

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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