2分でわかるアメリカ

2013/01/22肥満だとCEOになれない?


アメリカ人、と言うと太った人を思い浮かべませんか。ハンバーガーや高カロリーのソーダを大量に消費するアメリカ人の中には、確かに極端に肥満の人が多いです。「肥満」と「健康」は、いまのアメリカの大きな社会問題の1つです。  

アメリカではCEOが積極的に顔を出します。企業の規模を問わず、CEOがテレビに生出演します。CNBCやフォックス・ビジネス、ブルームバーグTVなどのチャンネルには毎日、さまざまな企業のCEOがアンカーの質問に原稿無しで積極的に発言します。「トップの顔が見える経営」はアメリカのスタンダードです。

露出度が上がる一方のCEOに関して、ウォール・ストリート・ジャーナルが興味深い記事を掲載しました。「CEOになりたければ肥満をなんとかしなさい」という記事です。ハードな業務や対人関係で肥満度指数が高い人は能力が劣ると見られるとする専門家のコメントや研究結果を紹介しています。

非営利団体のセンター・フォー・クリエイティブ・リーダーシップの研究結果では、業務査定と上級幹部の健康問題に相関関係があることがわかったとしています。また、大企業の代名詞であるフォーチュン500にランクされた企業に太ったCEOはいないということです。サンタクララ大学のボスナー教授は「太った上級幹部をみると最初の印象は肯定的ではない」とコメントしています。

身体的特徴は、人種、民族、宗教、性別などと同様にアメリカの職場で語ることはタブーです。このため、ウォール・ストリート・ジャーナルの記事は大きな反響を呼びました。記事の影響でスポーツジムに通うCEOが増えたかもしれません。

[JANUARY 21, 2013] No 0105192

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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