2分でわかるアメリカ

2012/08/14五輪メダル、日本トップ評価も


ロンドン・オリンピックが閉幕しました。

アメリカは104のメダルを獲得しました。最後まで競った中国の87を大幅に上回り世界でトップ。金メダルも46で中国の38を上回り断トツの1位でした。ほぼ期待通りの結果でした。

オリンピックの開催期間中、アメリカのメディアはメダルの獲得総数の国別ランキングを常時更新していました。日本のメディアも総数でランキングしていたと思います。ところが、イギリスのBBC、ロシアのモスクワ・タイムズ、そして中国の新華社通信は金メダル数でランキングしていました。

中国は総数と金メダル数でいずれもアメリカに次いで2位だったのですが、ホスト国のイギリスは総数では4位でしたが、金メダル数は29で3位でした。  

ウォール・ストリート・ジャーナルは、GDPあたりのメダル数、そして人口あたりのメダル数のランキングも紹介しています。それによりますと、GDPあたり最もメダル獲得効率が良かったのはロシア、人口別ではイギリスがトップでした。

一方、フィナンシャル・タイムズは、もっとユニークなメダルランキングを掲載しています。人口、一人あたりのGDP、過去のメダル獲得数、開催国の有利な条件などで、開催前にメダル獲得数を国別に計算していたのです。その事前予想と結果を比較しランキングしたものです。簡単にいうと、どれだけ「頑張ったか」のランキングです。

このランキングのトップは日本。メダル数は38個で世界6位、予想されたメダル獲得数は27.72でしたので、これを約10個上回りました。金メダルは7個で世界11位と期待に届かなかったのですが、全体的には「よく頑張った」と評価できることになります。この「頑張ったランキング」では、2位がロシア、3位は開催国イギリスでした。また、ニュージーランドやハンガリーもメダル獲得数以上にランキングが上に来ています。

ちなみにアメリカは、フィナンシャル・タイムズのランキングでは100位にも入っていません。「メダルを獲得して当然」ということでしょうか。それにしても、開会式はかっこ良かったですね。

[AUG 13, 2012] No 0105084

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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