2分でわかるアメリカ

2012/07/26iPhone買控え


現在、iPhone4を使っています。2年前に購入したものですが、去年秋にiPhone4Sが発売された際は、マイナーチェンジだったためアップグレードしませんでした。同じ状況の友人が少なくとも3人います。また、現在ブラックベリーを使っている知人2人は、それぞれiPhone5が発売されたら買い替える予定です。

アップルは、あらゆる意味でアメリカで最も重要な企業です。注目度があまりにも高いため、新製品の噂が絶えません。会社からの公式発表は一切無いのですが、薄く大きく速い新型iPhoneが今年10月にも発売されると誰もが考えています。それがiPhone5と呼ばれるのか、それともNew iPhoneと言うのか不明ですが、とにかく待っています。

こうした買控えがアップルの第2四半期(4〜6月期)の決算に影響しました。純利益は去年の第2四半期と比べて21%増でした。普通の企業なら「凄い」数字なのですが、アップルの増益率が50%を割ったのは実に10四半期ぶりのことでした。iPhoneの販売台数が買控えで28%増にとどまったことが原因ですが、あまりの強さが裏目に出た格好です。

ネガティブ・サプライズの決算を受け、25日のナスダック市場ではアップル株が急落しました。

でも、考えてみればマイナーチェンジで販売台数を増やしていることは「大健闘」です。今年春に発売されたiPadも同様にマイナーなアップグレードだったことを考慮すると、 「アップルはやはり強い」と言えると思います。

 次のiPhoneはフルモデルチェンジになるとみられます。僕は発売したら直ぐに買う予定ですし、僕の友人や知人も同様です。アナリストの多くは、今年第4四半期(10〜12月期)にアップルが大幅回復すると予想しています。僕はアップル・ファンで少しバイアスがかかっていますが、新型iPhoneは「大ヒット」しそうです。 

[July 25, 2012] No 0105071

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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