2分でわかるアメリカ

2012/04/26北の投資額は15ドルだった


「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの開発と発射に巨額の投資をした北朝鮮が、インターネットのホームページ作成には15ドル(約1200円)しか使っていなかったようです。   

IT情報誌ワイヤードによりますと、北朝鮮政府の報道機関を通じて歴史や政治体制を研究していたフォーダム大学1年のマイケル・ディタンナさんが、北朝鮮政府の英語のホームページが気にかかり調べたことがきっかけで判明しました。

ウェブに詳しいディタンナさんが、北朝鮮のホームページの中に入っていったところ、ウェブページのテンプレート、つまり雛形にたどり着きました。そして、そのテンプレートは、セムフォーレスト・ドットコム上で15ドルの価格で売られていることがわかりました。誰でも購入できる安くて手軽なテンプレートを北朝鮮政府が利用したのです。サイトは、korea-dpr.comとメジャーなドットコムのドメインを使っています。

ロサンゼルス・タイムズによりますと、テンプレートをデザインしたのはカリフォルニアに住むロバート・ウェストモアさんでした。マスコミからの問合せで、北朝鮮政府が自分の作成したテンプレートを購入したことを初めて知ったそうです。

安いからといって、デザインは悪くありません。北朝鮮はテンプレートに、軍事パレードや、銃を持った子どもや軍人、若い女性に囲まれた故金日成の微笑んだ姿など、典型的な北朝鮮のプロパガンダのスライドショーが表示されます。

驚いたのはショップのコーナーです。プロパガンダのポスターのほか、北朝鮮のTシャツや野球帽、トートバッグ、枕、マグカップ、バッジなど、いわゆる「土産物」グッズが売られています。支払いはペイパルまたはアマゾン。カリフォルニアなどへの販売には消費税がかかりませんと書いてあります。

ロサンゼルス・タイムズは、ホームページをみて突然、北朝鮮に旅行したくなった場合は、まずアメリカ国務省の警告を読むことを勧めています。

[April 25, 2012] No 0105009

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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