2分でわかるアメリカ

2010/05/04お守りの効果が証明された

商売繁盛、家内安全、恋愛成就。おそらく日本人のほとんどがお守りを持っているのではないでしょうか。縁起を担いだり、迷信が広く信じられている日本人ならではの習慣だと思っていました。しかし、欧米でもお守りが愛用されていました。さらにドイツでは、お守りの効果を裏付ける調査結果が出ました。  

ケルン大学が、来月号のジャーナル・サイコロジカル・サイエンス誌に発表する研究論文に注目が集まりそうです。「ゴルフのパットで、お守りを持っている人の方が、持っていない人より35%も入る確率が高いという結果が出ました。さらに、「神経衰弱」と似た記憶力を試すトランプでは、お守りを持っている人の結果が、持っていない人と比べ30%良かったそうです。

アメリカ人セレブでもお守りを信じている人がいます。キャメロン・ディアスは、友だちから貰った老化防止のネックレスを愛用しています。俳優のジュリー・ウォルターズは、アカデミー賞の授賞式に出席した際、炭のかけらをハンドバッグの中に入れていたそうです。

それでは投資の世界ではどうか。7年前にイギリスの研究グループが107人のトレーダーを対象に実験していました。「キーボードのZとXとCの3つを押し続けると株価指数が動く」との情報を流し、これを信じたトレーダーの成績は散々だったそうです。

「お守りは、宝くじや競馬などには効果がない」とケルン大学の研究者が話しています。でも、「人は信じればいい結果を出せる」というのは間違いないようです。

[May 03, 2010] No 010146

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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