2分でわかるアメリカ

2012/03/24アメリカの社会現象


アメリカで新たな社会現象となりそうな映画が公開されました。映画配給会社ライオンズゲートの「ハンガー・ゲーム」という映画です。

3000年後のアメリカで猛威を振るう独裁国家パネム。国内を12地区に分け、各地から選出された少年少女一人ずつが最後の一人になるまで殺し合う「ハンガー・ゲーム」に参加、テレビ中継されるという内容です。

原作はスーザン・コリンズの3部作の第1部です。小説は欧米のティーンズのベストセラー。ロマンス的な要素があるため、欧米で大ヒットした「トワイライト」に次ぐ、メガ級ヒットになることは確実です。主演のジェニファー・ローレンスさんは時の人」。

 アメリカでは映画のチケットはファンダンゴというサイトで購入できるのですが、初日の売上は前売りだけで約1億2000万ドル(約100億円)に達しました。ファンダンゴが設立されて12年ですが最高記録です。6年生の娘のクラスの半分が深夜12時の初公開に行き、残り半分は今週末にみるそうです。 

サンタモニカに拠点を置くライオンズゲートは、同じくサンタモニカの映画スタジオであるサミットを買収しました。サミットは「トワイライト」シリーズの配給会社。ライオンズゲートは、ティーンズに人気の映画シリーズを2つも押さえたことになります。準大手からメジャーなスタジオになりつつあります。


ウォール街はライオンズゲートの成功を歓迎。今年に入り、ライオンズゲートの株価は70%も上昇しました。


「トワイライト」もそうでしたし、ちょっと前のディズニーの「ハイスクール・ミュージカル」もそうだったのですが、このところ欧米で社会現象と言われるほどヒットした作品が日本で不発に終わるケースが少なくありません。ティーンズの嗜好が違うからなのか、それとも配給会社の問題なのか。ガラパゴスと言われて久しい日本ですが、ティーン小説を原作にした「ハンガー・ゲーム」が日本でヒットするかどうかは不明です。

我が家は日曜日に「ハンガー・ゲーム」を見に行くことにしています。一応、社会現象ですから。

[March 23, 2012] No 0104987

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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