2分でわかるアメリカ

2012/03/03お金持ちは意地悪


お金持ちの子どもが貧乏な子どもに意地悪。こんなシーンを、テレビアニメで見た覚えがあります。儒教の影響なのか、それとも武士道から来ているのかわかりませんが、日本人の精神には「お金持ちは悪、貧乏は善」という考えがあると思います。教育の影響もあるかもしれません。

「資本主義」のアメリカに暮らすようになって、アメリカ人は「お金持ちは善または勝者貧乏は悪または敗者」と子どもの頃から教えられているのだとわかりました。ウォーレン・バフェットさんやビル・ゲイツさんなど、確かにお金持ちはいろいろなところに寄付をして「善」と言えます。しかし、こうした考えに疑問を呈する調査が発表されました。  

カリフォルニア北部の名門大学であるUCバークレーの調査によりますと、お金持ちは普通の人と比べて意地悪ルール違反が多いということがわかりました。

例えば、サンフランシスコ市内の交差点で調査をしたところ、高級車に乗っているドライバーは、「並」のクルマを運転している人の何倍も、信号無視やUターン禁止を無視したりしたそうです。

さらに、店員が間違っておつりを多く渡した場合に、お金持ちの多くは何も言わずに立ち去りましたが、「普通」の人はおつりを返しました。さらに、抽選会でズルをしたり、子どもからキャンディを取り上げたりする意地の悪いお金持ちが多いという結果も報告されました。

UCバークレーは、お金持ちは社会的に優位な立場にあり、どんなことがあっても生き残れるので、自己中心的になったり、ルール違反をしたりする傾向があると分析しています。

人口の1%と言われるお金持ちに一度はなってみたいと思いますが、「意地悪」にはなりたくないです。みなさんの周りにいるお金持ちはいかがですか。

[March 02, 2012] No 0104973

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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