2分でわかるアメリカ

2012/02/24ところで、インターネットって何?


30年ぶりに連絡があった知り合いが10人ほどいます。このうち8人はフェイスブック経由です。もう一人は、ソーシャル・ネットワークのリンクドイン。そして最後の一人は、当コラムがネット検索で引っかかり、それがきっかけで連絡がきました。10人のうち2人には、実際に会いました。

こうしたことが重なり、インターネットのパワー、影響力をあらためて意識しました。インターネットがなかったら、絶対に再会することはなかったからです。

ユーチューブで興味深い映像を見つけました。アメリカのネットワーク・テレビNBCの人気朝番組「TODAY」の映像です。番組は現在も続いているのですが、これは1994年に放送されたアナウンサーの会話です。

インターネットのアドレスを紹介した後、黒人でメガネをかけたアナウンサー、ブライアント・ガンベルさんが突然、「@」はどう読むのかと問います。右側の女性は「アット」だと答えると、「僕もそう思ったのですが、ケイトさんはアバウト」だと言いましたよねと左隣のアナウンサー、ケイト・クーリックさんの方に振り向きます。

ブライアントさんは「ところで、インターネットっていったい何ですか」と言い出します。隣のケイトさんが通信の手段だと答えるとブライアントさんは「郵便のようなものか」と聞き返します。

単なるアナウンサー同士の会話なのですが、18年前と今とのギャップがあまりにも大きく反響を呼びました。80万人以上がこの映像をYouTubeで見ました。英語ですがご興味のある方はクリックしてみてください

1994年当時、僕はモスクワに駐在していました。インターネットどころか、ワープロを使っていました。僕の娘は1999年生まれ。娘は幼稚園からインターネットを使用しています。12歳のいまでは、iPhone、iPad、MacBookProを自由に操っています。もちろん、フェイスブックも毎日使っていて、多くの友達と繋がっています。娘が僕ぐらいの年齢になった時「30年ぶりに再会した」という感動は絶対にないでしょうね。  

[February 23, 2012] No 0104967

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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