2分でわかるアメリカ

2012/02/22我が家はアメリカでも少数派


僕の妻はロシア人。アジア系と白人の人種を超えた夫婦です。結婚して17年目なので、特に意識しなくなりました。というより、結婚して間もない頃に東京に3年住んだ際は、あまりにも目立ったので意識しまくりでした。ただ、アメリカではいろいろな人種、民族が住んでいるので、自然と意識しないというか、当たり前になってきました。

ピュー・リサーチ・センターという権威がある調査機関の最新の報告書によりますと、アメリカでは人種を超えた結婚、いわゆる「ミックス婚」が増えているそうです。1980年のミックス婚の割合はわずか3.2%でしたが、2010年には8.4%と過去最高を記録しました。

人種差別の悲しい歴史があるアメリカでは、かつてミックス婚、特に黒人と白人の夫婦は差別的に見られていました。しかし、時代が大きく変わり、ニューヨークやボストンなどの東海岸、そしてロサンゼルスなどの西海岸では、ミックス婚は誰も驚かなくなりました。

ロサンゼルスが属するカリフォルニアでは、2010年に結婚したカップルの23.2%と、ほぼ4分の1でした。ハワイ州は特に高く、なんと42.4%がミックス婚でした。同じ調査を日本でしたら、きっと0.1%以下ではないでしょうか。

また、ピュー・リサーチの調査では、学歴の高い人ほどミックス婚をポジティブに受け止めるそうです。

ミックス婚でも我が家のように、アジア系と白人のカップルのほか、アジア系と黒人、白人と黒人、白人とヒスパニックなどさまざまな組み合わせがありますが、特に白人とヒスパニックのカップルの割合が多くなっています。  

アジア系でみると、女性の36%はアジア系以外の人と結婚していました。しかし、アジア系の男性でミックス婚をした人は17%でした。理由はわかりませんが、アジア系の僕がまだ少数派であることは間違いないようです。

[February 21, 2012] No 0104965

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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