2分でわかるアメリカ

2012/02/04数年おきに復活する「ちょっといい話」


「実際にあった話」として、以下の話がフェイスブック上で広がっています。

50代の白人女性がブラジルのTAM航空の機内で席に着くと、隣が黒人男性だった。

激怒した彼女は、フライト・アテンダントを呼びつける。

アテンダント「どうなさいました?」

白人女性「わからないの?隣が黒人なの。直ぐに変えて頂戴」

アテンダント「お客様、落ちついて下さい」「あいにく満席ですが、確認してまいります」

数分後に戻ってきたアテンダントは、こう言った。「先ほど申したようにエコノミー席は満席でした。ただ、ファーストクラスに空席がございます」

女性客が何か言おうとしたが、その前にアテンダントが続けた。

「ファーストクラスに席を替えることは通常行っていませんが、不愉快なお客様の隣に座ってフライトを過ごされることは、当社にとっても恥ずべきことと判断しますので、状況は変わってまいります」

そして黒人男性に向かってアテンダントはこう言った。

「ということでお客様、差し支えなければ荷物をまとめてファーストクラスに移動頂けませんか」

近くの乗客が歓声をあげるのを、白人女性はあぜんと見つめる。

人種差別に反対する話として、多くの人がフェイスブック上で「いいね」をクリック、シェアする人が増えています。

実はこの話、14年前の1998年にインターネット上で広がりました。ヨハネスブルグ発ロンドン行きのブリティッシュ・エアウェイズでの実際の話として書かれたのですが、当時はインターネットが今ほど普及していませんでしたし、フェイスブックもありませんでした。このため、一部の人にしか広がりませんでした。

その後、2004年にカナダのサスカツーン発カルガリー行きのフライトの話として、翌2005年には、アメリカのアトランタ発のフライトの話としてネット上で広がりました。そして、今週はじめから、今度はブラジルの航空会社の話としてフェイスブックに再登場したのです。

ということで、実際にあったかどうかは確認できず、「作り話」の可能性があります。ただ、今度は世界に8億人以上が利用しているフェイスブックなので、メジャーな話になりそうです。いずれにせよ、「情報の鮮度と正確性」にはご注意を。

[February 03, 2012] No 0104953

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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