2分でわかるアメリカ

2012/01/17最も盗まれるクルマは日本車


きょうは、人種差別問題の改善に人生を捧げたマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの生誕を記念した連邦の祝日です。休みなのでニュースが少ないのですが、こういう日はアンケート調査や世論調査などを読むようにしています。

さまざまな調査があるのですが、僕が目を通しているもののひとつにUSAトゥデイがあります。アメリカ全体のトレンドやアメリカ人が何を考えているかがわかるからです。日本人の僕には、アメリカを理解する上で役に立つことが多くあります。

最新の調査は「自動車泥棒が最も好むクルマ」という調査でした。トップはホンダのアコード、同率で同じくホンダのシビック、そしてトヨタのカムリ、ホンダの高級ブランドであるアキュラのインテグラと続きます。つまりトップ4全て日本のメーカーのクルマでした。

日本車は盗まれやすいのか。でも、考えてみると、アコードやカムリはいずれもベストセラーカーです。つまり、市場に出ている数が多いから、盗まれる数も多い、確率論からそう言えます。ただ、アキュラはちょっと違うような気がするのですが。

僕がモスクワに駐在していた際、メルセデスのSクラスが大量に盗まれ、ドイツのベルリンで発見されたということがありました。最近のメルセデスやBMWやGM車にはGPS機能がついているため盗む人が激減した」と近所のメルセデスのディーラーが言っていました。

話は日本車に戻りますが、これまで何度が書きましたように、アメリカ市場ではヒュンダイとキアの韓国車の販売が急速に増えています。盗難に遭うクルマが多いということは、裏返せば「売れている」ということ。5年後に同じアンケート調査をすると、韓国車がトップ5に入るかもしれませんね。  

[January 16, 2012] No 0104939

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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