2分でわかるアメリカ

2012/01/13復活したアメ車


今週に入り、主要紙が、フォードやGMなどの新モデルの写真を連日掲載しています。友人のビルは、フィスカー(FISKER)やテスラなどの動画をYouTubeで嬉しそうに見せてくれました。身の回りで最近、アメリカ製のクルマがよく話題になります。

デトロイトで北米モーター・ショーが開催されています。今年の最大の話題は、電気自動車でも、プラグイン・ハイブリッドでもありません。アメ車が復活したことです。

モーター・ショーの初日には、フォードがフォーカスの5つのエンジン・タイプを発表しました。ハイブリッドとプラグイン・ハイブリッドも含まれています。日本では、トヨタがこの分野で圧倒的に強いイメージがありますが、最近アメリカではトヨタ以外のメーカーのハイブリッドの売り上げが大幅に伸びています。  

フォードはまた、斬新なデザインのリンカーンMKZのコンセプトカーを公開し注目を集めました。GM傘下のシボレーは、ヤング層をターゲットにしたコンセプトカーを2台発表。一方、クライスラーは新型ミニバン、700Cを発表しました。モーター・ショーでは通常、各社から発表される新型車がリークされるため、サプライズはないのですが、700Cはまさにサプライズでした。

トヨタやホンダが新型スポーツカーを発表したのですが、注目度はアメリカ車に劣ります。むしろ、2012年のカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたヒュンデの小型車エラントラの方が注目されました。

北米モーター・ショーは、ラスベガスで開かれている家電ショーと類似した現象が起きています。アメリカメーカーの復活と韓国メーカーの躍進です。今後のクルマは、家電と同様にハードとITの融合が重要で、アメリカ車の勢いが増しそうです。

[January 12, 2012] No 0104937

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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