2分でわかるアメリカ

2011/12/20整形で自信をつけた大物女性バンカー


テレビ界の人気司会者であるオプラが編集責任を務めるオプラ・マガジンに掲載された大手投資銀行の女性CEOのインタビュー記事が、ウォール街で話題になっています。

55歳のこの女性は最初の結婚が失敗、その後に出会った男性から「小さい胸」などをけなされたそうです。彼女は当時24歳でした。こうした中、大手投資銀行での仕事が順調にいき、昇格していきました。

「もう誰も愛してくれない」と思っていた彼女はある日、整形手術をすることに決めました。鼻を整形するマイナーな手術だったのですが、会社で話題を集めました。その後、再び鼻を整形、目元、額、唇など顔のあらゆる部分を整形した他、お腹の脂肪などあらゆる部位を整形しました。整形は10回に渡りました

整形をしたことでプライベートの生活が充実、仕事が絶好調になりました。「仕事ができるセクシーな投資銀行家」になったのです。手術は短期的な痛みを伴うものの、「魅力的なボディー」は、あらゆる意味で彼女の可能性を高めたそうです。整形手術は「資産であり投資」だとインタビューで話しています。

 投資銀行のトップに昇りつめた彼女は、「グーグルされる」のを嫌って、インタビューは匿名にしました。ウォール街の中では相当の確率で特定されてしまうと思うのですが、55歳の彼女は、他人がどう思おうと関係ないと語っています。 

オペラ・マガジンのインタビュー記事は、CNNをはじめ主要なメディアを含めた多くのサイトで転用されました。転用記事の一部に、整形クリニックの広告が掲載されていました。景気低迷で整形外科業界は苦戦しているとされていますが、ウォール街発の情報を最大限生かしたいようです。

[December 19, 2011] No 0104923

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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