2分でわかるアメリカ

2011/11/24美女と結婚するのは悪い判断か


知り合いから聞いて、大物銀行家のフェイスブックを読んでみました。ちょっと前に、金融業界の一部で話題になったそうですので、既にご存知の方がいらっしゃるかもしれません。

25歳の自称「美人でスタイル抜群」の女性が、ネット上のフォーラムに「お金持ちとどうしたら結婚できるか」と質問を投げかけました。それによりますと、過去に年収25万ドル(約1900万円)の男性とデートをしたことがありますが、生活費が高いニューヨークで快適に暮らすには最低でも年収50万ドル(約3800万円)が必要で、それ以上の年収がある人と結婚する方法を教えて欲しいということでした。

これに対し、なんと大手銀行JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOが丁寧な答えを書き込みました。ダイモン氏の年収はもちろん、50万ドルを超えています。

ダイモン氏は、25歳の美女と結婚することはビジネス的に悪い判断で、あきらめた方が良いとアドバイスしています。美女と結婚するということはお金を交換することで、「美」の方は時間が経過すれば衰えるが、「お金」は金利などで毎年増えていくから投資的に不利だというのが理由です。

資産価値的にみても、「美」は10年で大幅に劣化するとダイモン氏は指摘しています。報酬は年ごとに増えていくのに、「美」の価値は年ごとに減っていくため、お金持ちは美女とデートはしても、結婚することはありえないということでした。

 ウォール街、または銀行家らしい考えだと思うのですが、アメリカの富豪の婦人のほとんどが「若い美人」であることをどう説明するのでしょうか。

[November 23, 2011] No 0104905 

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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