2分でわかるアメリカ

2011/11/19年末商戦の目玉


アメリカ経済のカギを握る年末商戦。1年でモノが最も売れるブラックフライデーを今月25日に控え、商戦が盛り上がってきています。ブラックフライデーでのセール情報を意図的にリークするのは当たり前、「プリ・ブラックフライデー」とセールを先取りする動きも活発化しています。  

ウォルマートは前の土曜日、「スーパーサタデー」と名付けて大バーゲンセールを展開しました。マイクロソフトのXボックスを買った人には50ドルのギフトカードを進呈、LGの47インチのLEDテレビを698ドル(約5万4000円)で販売するなど、ブラックフライデーを先取りしました。

アップル商品を専門に販売するマックモールでは、「プリ・ブラックフライデー・ブロウアウト」と称して、MacBook AirやMacBook Proを30%割り引いています。型が古い商品は最大87%値引きされています

アバクロは、週末になると登録した人にコードをメールで送り、売れ筋商品を30%引きにしています。きょうは40%割引するというメールが届きました。ブラックフライデーは割引率を高めそうです。

ほとんどの商品が大幅に値引きされている中、値引きをしなくても売れる商品2つが、今年の年末商戦の目玉とされています。

その1つはアップルのiPad2。去年の年末商戦の目玉はタブレット。特にiPadが人気だったのですが、その後継機が今年の最も欲しい商品に挙げられています。

もうひとつは、アマゾンのキンドル・ファイア。今週発売されたばかりで、iPad2に唯一対抗できるタブレットとして多くのメディアが比較しています。

機能的には圧倒的にiPad2がいいのですが、価格が魅力で幅広い層が買うと見られています。価格は199ドル(約1万5500円)。図書館をならって多くのベストセラーを無料で貸し出し、映画やテレビ番組の多くも無料で提供します。ネットサーフィンも当然できます。Wi-Fiのみで3Gには対応していませんが、値段を考えれば本当に魅力のある商品だと思います。

年末商戦は、来週大きなヤマ場を迎えます。

[November 18, 2011] No 0104902

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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