2分でわかるアメリカ

2011/11/05名門球団のお値段とバイヤー候補


日本では横浜ベイスターズの売却が話題になっていますね。現オーナーのTBSが2002年に球団を買い取った時は140億円。DeNAが日本野球機構に支払う30億円と合わせて95億円で売却することで合意したと通信社などが伝えています。

アメリカでも野球チームの売却が話題になっています。売りに出されているのは名門メジャーリーグ球団のロサンゼルス・ドジャース。オーナーのフランク・マッコート氏が離婚を巡るトラブルで破産、球団は現在裁判所の管理下に置かれています。  

売りに出されているのは球団の他、ロサンゼルスのダウンタウンに近いドジャー・スタジアムと隣接する巨大な駐車場が含まれています。マッコート氏が2004年に買い取った価格は4億2100万ドル(約328億円)でしたが、10億ドル(約780億円)の価値があると主張しています。フォーブス紙は、ドジャースの価値は8億ドル(約620億円)と試算しています。

それでは誰が買うのか。ロサンゼルス・タイムズは、10以上のバイヤーが競う可能性があると伝えています。

バイヤーリストには、ディルベック・インベストメント・グループやスティーブ・ガーヴェイ氏のファンドなどの投資グループやスポーツエージェントなど、過去にも名前が挙がった投資家グループの名前が挙がっています。さらに興味深い名前もリストに載っています。

その内の一人は、CNNで25年に渡ってトークショーのホストを務めたラリー・キング氏。去年、トークショーを降板したため、時間に余裕があるとタイムズは指摘しています。ラリー・キング氏はニューヨークのブルックリン出身ながら子どもの頃からドジャースの大ファンだったことで知られています。

大統領からハリウッドスターまであらゆる時の人が番組に出演したため、幅広いネットワークがあり資金を簡単に集められるとみられています。

さらに、ドジャースに試合の放送権として30億ドルも払っているタイムワーナーや中国人マフィアまでリストアップされています。不動産王のドナルド・トランプ氏も関心があると伝えられています。

来年の開幕までに売却が完了する方向ですが、名門球団の行方が注目されます。

[November 04, 2011] No 0104890

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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