2分でわかるアメリカ

2011/10/26食の日本と家族の米国


世界に8億人のアクティブ・ユーザーを持つフェイスブック。文字数が限定されるツイッターやプロフェッショナル向けのリンクトインと比べて幅広い層に支持されています。フォースクウェアやジンガなど新しいソーシャル・メディアが誕生していますが、いずれもニッチで、フェイスブックの強さが光ります。  

僕個人はといいますと、まだ積極的に活用できていません。ただ、最低でも一日に一回は目を通すようにしています。いま繋がっているのは150人弱。一番多いのはアメリカ人、次いで日本人、そしてヨーロッパとアジアが少々。

フェイスブックにアップされた写真やコメントをみると、日本と他の国のユーザーに大きな違いがあります。日本人のほとんどの人は、食べ物についてコメントしています。知り合いのカメラマンは、ロケ先で食べたランチの写真を毎日のように掲載しています。特にラーメンの写真が多く、「日本人はラーメンが大好き」なのをあらためて印象づけます。

一方、他の国のユーザーは家族や旅行先でのコメントや写真を中心にアップしています。アメリカ人がハンバーガーやピザの写真をアップしたのを見たことがありません。時事的なテーマを議論するケースも多くあります。

ロシア人の妻は、日本に行くたびに「日本のテレビが食べ物ばかりを取り上げている」のに驚いています。アメリカのテレビ番組で「食」を取り上げるのは、「ヘルズキッチン」というリアリティショーを除いて思い当たりません。イギリスもフランスもイタリアもロシアの番組も日本のようなグルメ番組は存在しません。視聴者の関心がないからだと思います。

日本人はなぜ「食」ばかり取り上げるのか。日本人はなぜ「家族」を取り上げないのか。きっと国民性なのでしょうね。

[October 25, 2011] No 0104882

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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