2分でわかるアメリカ

2011/10/25バフェットと秘密富豪クラブ


日本の中学校に相当するサンタモニカのミドルスクールに通う娘と会話していると、ときどき驚かされることがあります。例えば、先日、テレビのドラマのロケ場所として彼女のクラスが使われたことがありました。普通であれば「スターが来た」とか興奮すると思うのですが、「制作会社から学校に取材協力費が支払われ、そのお金で備品が買えるから良かった」と娘は話していました。

基礎的な教育以外では精神論が重視される日本の学校と異なり、アメリカでは幼い頃から「資本主義」が叩き込まれます。経済の仕組み、投資の考え方とリスク、お金の増やし方などがわかりやすく教育されます。娘は11歳にして早くも起業を考えはじめています。

「資本主義の代表」とも言えるのが、著名な投資家のウォーレン・バフェット氏。バフェット氏が深く関わる子ども向けアニメ番組の放送が昨夜からケーブルチャンネルではじまりました。

Secret Millionaires Club、日本語で秘密富豪クラブと題された番組です。ウォーレン・バフェット氏が経営するバークシャー・ハザウェイの株主総会向けビデオを制作していたエミー賞プロデューサーのアンディ・ヘイワード氏が、バフェット氏に直接提案し実現した番組です。

番組は、財務諸表の読み方などを解説するのではなく、ビジネスをいかに成長させるか、最高の投資は自分への投資であること、学べば学ぶほどお金が貯まることなどを子どもに理解させる目的で制作されています。ウォーレン・バフェット氏もビジネスマンとして実名で登場、ビジネスや人生で信用がいかに重要かを説いています。

Secret Millionaires Clubは、インターネット上で公開され、その延長でテレビ化されたものです。興味のある人は是非見てください。英語の勉強にもいいかもしれません。架空の個別株の相場が流れていて、子ども向きながら本格的です。(リンク先はコチラ 
[October 25, 2011] No 0104882

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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