2分でわかるアメリカ

2011/10/07世紀のビジョナリストの最後の作品


アップルの共同ファウンダーのスティーブ・ジョブズ会長が死去しました。もう1人の共同ファウンダーのスティーブ・ウォズニアック氏は「心に大きな穴が空いたのはJFケネディ大統領が暗殺されて以来だ」と天才の死を追悼しました。  

夕方のネットワーク・ニュースはトップで大きく報じ、CNN やCNBCは通常番組を追悼番組に切り替え、ジョブズ氏の死を延々と伝えました。

スティーブ・ジョブズ氏は、生前に「自分はエンジニアでもないし、ソフトのプログラマーでもないし、経営者でもない」と語っていました。

しかし、追悼番組では、「トーマス・エジソン以来の発明家」「ヘンリー・フォード以来の経営の天才」「ウォルト・ディズニー以来のクリエイティブの天才」で「世紀のビジョナリスト」と偉業を称えました。ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏、かつてはジャック・ウェルチ氏など、アメリカには優れた経営者と呼ばれる人が多くいますが、エンジニアとクリエイティブの両面に秀でたスティーブ・ジョブズ氏は「100年に一度の天才」だったと思います。

スティーブ・ジョブズ氏が死去する2日前、iPhone4Sが発表されました。アンテナが改良されバッテリー寿命が長くなったのは良いと思ったのですが、現在使っているiPhone4を買い替えるかどうか迷っていました。しかし、「ジョブズ氏が関わった最後の製品」だと思うと急に欲しくなったのは僕だけでしょうか。

1995年にスタンフォード大学で演説したスティーブ・ジョブズ氏は「朝起きる度にきょうが最後の日かもしれないと考えた」と語りました。その上でジョブズ氏は「人間はいつか寿命がくる与えられた時間は短いので無駄にしてはいけない」と訴えました。

[October 06, 2011] No 0104869

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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