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2019/02/23米株堅調、まだ上がりそう?

朝起きてCNBCをつけると、「ニューヨーク株式相場の強さ」を取りあげていました。ダウ指数が続伸、このままいけば9週連続で上昇しそうだと。スタジオと中継でつながった専門家は「2021年まで株高が続く」と強気でした。

12月に大きく崩れ、年初も軟調に推移したニューヨーク株式相場が上昇基調に転じた。いくつかの要因が考えられます。

もっとも影響したと考えられるのはFRBのスタンス修正。利上げを継続する姿勢のタカ派スタンスから、利上げサイクルを停止して様子をみるハト派に転じました。利下げの可能性があるとの観測も一部であります。米10年国債の利回りは低下傾向が続いています。

貿易摩擦問題は状況次第で悪材料になりますが、米中貿易交渉の周辺から聞こえてくる声は進展を示唆するものが多い。対中関税引き上げ期限の3月1日が意識されますが、延長される公算が大きいとみられています。トランプ大統領は22日、中国の習近平国家主席と近く会談する見通しだと述べました。

また、アメリカ商務省が今月17日に輸入車に対する調査報告をトランプ大統領に提出しましたが、交渉が優先で、当面は輸入車に対する制裁関税の発動はないと指摘されています。

年末年始の悪材料が好材料に転じたことが株価を支えている。ダウ、S&P500、ナスダックの3つの主要な株価指数はいずれも年初から10%超上昇しました。この先どうなるか。CNBCに出演した専門家のような強気な見方が少なくありません。

ウォールストリートジャーナルは、世界大恐慌の最中の1931年とブラックマンデーがあった1987年の例外があるが、年最初の2ヵ月で株価が10%超上がった年は、残り10ヵ月間で少なくとも6%上昇することを歴史が物語っていると解説しました。経済減速の兆候があるものの企業の業績が引き続き堅調、NYSEの騰落レシオが上昇、FAANG株が買い戻されるなど株式相場のブル(強気)サインが出ているとしています。

 [February 22, 2019] No 031844090

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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