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2019/04/17円もユーロもこう着、いずれ大きく動く?

一般には馴染みが薄い「ボラティリティ」という言葉をマーケット関係者が頻繁に使います。相場の振れ幅、変動を意味します。

米ドル/円は1米ドル=112円ちょうど近辺にはりついたまま。JPモルガンチェースの通貨変動を示す指標は14年ぶりの水準に低下しました。ニューヨーク株式マーケットの代表的な株価指数ダウの先週の終値は、前週比で0.05%下げただけ。ボラティリティの低さがいま話題になっています。

ロイターは、イースター休暇を週末に控えた今週は取引日が少ないことも影響して、ヨーロッパの株式相場のボラティリティが2018年1月以来の低水準となっていると伝えました。

株式マーケットではボラティリティが低い銘柄を好む投資家も少なくありません。大幅に上がることがないが、極端に売り込まれることもない。ただ、バロンズは、ボラティリティが低い株式のパフォーマンスがS&P500の上昇率を下回っていると伝えました。変動率が低い株式の多くが銀行株で、米国債利回りが低水準で推移していることが影響しているとの見方を紹介しました。

ブルームバーグは、ボラティリティが低いことで外国為替マーケットの緊張感が欠けているが、年後半に変動率が急拡大する可能性があると警鐘を鳴らす金融機関があると報じました。モルガンスタンレー、CITI、スコシアバンクのストラテジストが、今年後半に成長が回復すれば利上げが再び議題にあがる可能性が十分にあり、相場変動要因になるとみているとしています。UBSのストラテジストは、レンジ相場が圧力の高まりを覆い隠している可能性があるとした上で、ユーロが年末までに1ユーロ=1.20米ドルまで上昇すると予想したと伝えました。

[April 16, 2019] No 0318441062

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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