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2018/05/17米朝首脳会談の実現に黄色信号

北朝鮮が16日、南北閣僚級会談を突然キャンセルしました。朝鮮半島で11日から展開している米韓軍事演習「マックスサンダー」に反発したもの。北朝鮮は6月12日にシンガポールで予定されている金労働党委員長とトランプ大統領による米朝首脳会談の見送りも示唆しました。


ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は16日、フォックスニュースのインタビューで、「会談の開催にまだ望みを持っていて、準備を進めている。仮に会談が見送られれば、最大限の圧力を続ける」とけん制しました。


ワシントンポストは、南北の首脳が握手してから3週間も経っていないのに、ハネムーンが終わるようにみえると報じました。米韓合同演習に反発し南北閣僚級会談を延期、米朝首脳会談をキャンセルする可能性を示唆したとしています。これは、いつもの北朝鮮のやり方だと解説しました。


ニューヨークタイムズは、北朝鮮が会談のキャンセルをちらつかせる古い戦略を復活させたとトップで詳しく報じました。国家安全保障担当のボルトン氏は核開発を無条件に即時放棄させる「リビア方式」を主張しているが、対照的にポンペオ国務長官は核放棄で合意すれば、北朝鮮への投資を促進するとしていて政権内に温度差があるとしています。


ウォールストリートジャーナルは、トランプ大統領は成功の見込みがなければ会談を中断して去ると述べていたが、今度は北朝鮮が首脳会談を中止する可能性を示唆したと伝えました。核兵器をめぐり米朝の認識の差が広がったとしています。


ロサンゼルスタイムズによると、トランプ大統領はウズベキスタンの大統領との会談冒頭、記者団に対し、「北朝鮮から何も聞いていない。様子をみる」と述べました。専門家は、米朝首脳会談がなくなったと考えるのは時期尚早だと慎重にみているとしています。


 [May 16, 2018]  No 031843895

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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