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2018/05/12トランプ劇場、国内はドタバタ

イラン核合意からの撤退、北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談に向けた急な動き。日本をはじめ海外では、トランプ外交が大きく報じられています。一方、アメリカ国内の主要メディアは、外交よりホワイトハウス周辺のドタバタがトップ級のニュースになっています。

11日の最大のニュースは、通信大手のAT&TのスティーブンソンCEOが社内向けメモで、トランプ大統領の顧問弁護士であるマイケル・コーエン氏を顧問に雇ったことが「big mistake(大きな間違い)」だったと指摘しました。同時に、法務チームのトップが退任することも明らかにしました。

独占禁止法の政策動向を探るため、AT&Tは2017年1月にコーエン氏に60万米ドル(約6570万円)を支払いました。コーエン氏は先月、選挙法や銀行に対する詐欺などの疑いで強制捜査を受けています。

ニューヨークタイムズは、AT&Tがコーエン氏への支払いを公開したタイミングは、タイムワーナーの買収をめぐり司法省と裁判で争う重要な時期だったとトップで報じました。

ロサンゼルスタイムズは、AT&Tがコーエン氏を雇ったことは法的に問題ないが、AT&Tが恥をさらすことになったと伝えました。

ウォールストリートジャーナルによりますと、AT&Tが顧問料を支払った先はコーエン氏個人が保有するエッセンシャル・コンサルタンツで、トランプ大統領と不適切な関係にあったポルノ女優に対する口止め料を支払った法人と同じでした。

一方、トランプ政権のニールセン国土安全保障長官の去就も大きなニュースになっています。重要閣僚が再び交代するかもしれないと。トランプ大統領が9日の閣議でメキシコとの国境の警備に不満を募らせ、ニールセン長官を大声で批判しました。

ニューヨークタイムズとポリティコはニールセン長官が辞表を準備していると報じました。ワシントンタイムズは、 トランプ大統領がニールセン長官にいつも不満だったと伝えました。

[May 11, 2018]  No 031843892

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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