2分でわかるアメリカ

2018/05/10北朝鮮が米国人解放、米朝対話進むか

アメリカのトランプ大統領は9日、スパイ容疑などで北朝鮮に拘束されていたアメリカ人が解放されたとツイートしました。アメリカ東部時間の10日午前2時にワシントン郊外のアンドルース空軍基地に到着予定で、自らが出迎えるとしています。


解放されたのは平壌科学技術大学の関係者と事業家の3人。いずれも韓国系アメリカ人です。訪朝したポンペオ国務長官が金正恩朝鮮労働党委員長と会談した直後に、アメリカ側に引き渡されました。


ニューヨークタイムズは、アメリカ人3人の解放により、トランプ大統領と核で武装した国の若い指導者の間にあった苦く感情的な障害が取り除かれたと報じました。ウォールストリートジャーナルも、米朝間の外交上の摩擦が取り払われたと伝えました。


ポンペオ国務長官の訪朝には、国務省スタッフ数人のほか、2人の「プール(代表)記者」が同行しました。そのうちの1人を派遣したワシントンポストは、米朝首脳会談の開催を外交専門家は批判していたが、3人の解放により北朝鮮の核・ミサイル開発の停止を求めるトランプ外交が新たに勢いづいたと解説しました。進展があり、首脳会談前に米朝双方の代表が再び会うことで合意したとしています。


プール取材したもう1人はAPの記者。APは、金委員長との90分間の会談を終えてホテルに戻ったポンペオ長官は記者団に対し、願いが叶うように祈るクロスフィンガーのジェスチャーをしたが、その後にドラマティックな展開になったと伝えました。


ポンペオ長官は北朝鮮側と歴史的な米朝首脳会談の日時と開催場所を詰めました。トランプ大統領は南北国境線上の非武装地帯で開催する可能性が消えたことを明らかにしました。3日以内に発表される見通しですが、開催場所はシンガポールが有力視されています。


[May 09, 2018]  No 031843890

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.08.18 更新再び売られたトルコリラ※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)世界のマーケットに影響した「トルコショック」。今週初めに急落…
  • 2018.08.17 更新米300紙、トランプ大統領からの攻撃に対抗※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカの300を超える新聞が16日、報道の自由を擁護する社…
  • 2018.08.16 更新新興国からマネー流出、ベア領域※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)「トルコ・ショック」が新興国に連鎖しています。震源のトルコリ…
  • 2018.08.15 更新エルドアン大統領、iPhoneと米ドル買うな※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)トルコのエルドアン大統領は14日、iPhoneなどアメリカの…
  • 2018.08.14 更新トルコリラ再び最安値、中銀措置効かず※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(13日更新)はこちら(マイページへログイン)トルコリラの下げが止まりません。トルコの中央銀行は、商業銀行…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ