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2018/05/09中朝会談こう読む、米国務長官が平壌へ

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は7日から2日間、中国の大連を訪れ、習近平国家主席と会談しました。米朝首脳会談を控え3月の北京に次ぐ2回目の会談。サプライズでした。


中国の新華社通信によると、会談の中で金委員長は、関係国が朝鮮半島の非核化と平和に向け「段階的」かつ「一致した」方策をとるよう望むと述べました。これに対し習主席は、「対話を通じて半島問題の解決を目指す米朝を支持する」と述べました。


ワシントンポストは、金委員長が「段階的な方策」と発言したことで、ワシントンに警戒感が広がることになりそうだと報じました。アメリカから大きな譲歩を得ずに北朝鮮が核プログラムを完全放棄することには懐疑的な見方が多いとしています。


ニューヨークタイムズは、今度は中国の習主席が訪朝する番だが、平壌訪問は米朝首脳会談の後になるとみられると伝えました。金委員長が大連への移動に飛行機を使ったことについては、父親と異なり空路での移動を恐れていないようだとしています。


中朝首脳会談後、習主席はトランプ大統領に電話しました。トランプ大統領は8日朝、ツイッターへの投稿で、北朝鮮とは信頼が築かれつつあると述べました。


ウォールストリートジャーナルによると、電話会談の中で習主席は、北朝鮮が安全保障について懸念していることを考慮に入れるべきだと主張しました。ジャーナルはまた、中朝首脳会談では、トランプ大統領との会談でのポジションを習主席に説明し助言を得ること、国連の制裁の緩和で中国の支持を得ることが金委員長の目的だったとする専門家の見方を引用しました。


トランプ大統領は8日、イラン核合意からの離脱を発表しました。この中でトランプ大統領は、米朝首脳会談の準備のため、ポンペオ国務長官が北朝鮮に向かっていることを明らかにしました。中国、韓国、日本と協力して平和的解決を実現できると信じていると述べました。CBSニュースは、ポンペオ長官は日本にも寄ると伝えました。


 [May 08, 2018]  No 031843889

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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