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2018/04/26トルコ中銀の利上げ、こう読む

トルコの中央銀行は25日に開いた金融政策委員会で、最も金利水準が高い後期流動性貸出金利を0.75%引き上げました。12.75%から13.50%に変更しました。利上げは2017年12月以来のことです。


ロイターやブルームバーグの調査では、0.50%の利上げが中間予想でした。予想のレンジはゼロから1.00%まで開きがありました。


8.0%の1週間物レポ金利、9.25%の翌日物貸出金利、最も低い7.25%の翌日物借入金利の3つの政策金利は据え置かれました。


中銀は声明で、インフレ見通しが大幅に改善し、目標水準と一致するまで金融引き締めスタンスを維持する方針を示しました。必要であれば、追加的な引き締め策を講じるとしています。


フィナンシャルタイムズは、エルドアン大統領の利下げ要求を無視する形で、物価上昇を抑えるため政策金利の1つを引き上げたと報じました。エルドアン大統領は選挙を1年以上前倒しすることを先週決めたが、選挙前に金融マーケットを安定させるため中銀が利上げに動いた可能性があるとしています。


CNBCは、前倒しされた選挙が金融政策に影響を与えたと解説しました。トルコの有権者はトルコリラの安定を望んでいて、今回の利上げはインフレ抑制よりも為替レートをにらんだものだとするマーケット関係者の見方を紹介しました。


ブルームバーグは、トルコ中銀による大幅な利上げがサプライズになり、トルコリラの対米ドル相場は一時的に1%上昇したと伝えました。シムシェキ副首相は先週、インフレ率を1桁にすることが政府の優先事項だと語ったとしています。高インフレは主に通貨安が原因であり、新たに外貨の借り入れを制限したこともトルコリラの安定につながるとの見方を示していたとしています。


[April 25, 2018]  No 031843883

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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