2分でわかるアメリカ

2018/03/31トランプ大統領ご乱心、次に去る大物は

アメリカに異例の大統領が誕生してから1年2カ月。これまでに多数の高官、閣僚が政権を去りました。バノン主席戦略官、プリーバス大統領主席補佐官、マクマスター安全保障担当補佐官、国家経済会議のケリー委員長らホワイハウスの大物。ティラーソン国務長官をはじめとする有力閣僚も。

トランプ大統領と意見が合わず、それぞれ辞任もしくは解任されました。次は誰か。アメリカの主要メディアで、混乱するホワイトハウスの次の「犠牲者」をめぐる報道が目立ちます。

ロサンゼルスタイムズは、次に去りそうな高官や閣僚をまとめました。職が安全な人は誰もいないとしています。カーソン住宅都市開発長官、デヴォス教育長官、マティス国防長官、ムニューシン財務長官、セッションズ司法長官、ジンキ内務長官の閣僚6人、そしてケリー主席補佐官とサンダース報道官のホワイトハウス高官の合計8人が職を離れる可能性があると解説しました。

ムニューシン財務長官はトランプ大統領を擁護する姿勢が目立ち意外ですが、政府専用機を私的に使ったことなどが批判されているとロサンゼルスタイムズは指摘しています。

ケリー大統領主席補佐官の去就についてはCNBCも報じています。ホワイトハウスでの影響力が低下しているとしています。補佐官の助言を無視するトランプ大統領の独断が目立ち、まとめ役の主席補佐官が必要ないとの見方もあると伝えました。ブルームバーグは、最近の人事刷新や重要な政策決定でケリー氏が関与していないと報じました。

トランプ大統領は今週、シュルキン退役軍人長官を解任。後任に、主治医のジャクソン氏を指名しました。ワシントンポストは、ジャクソン医師は経験不足で疑問符が多いと解説しました。

 [March 30, 2018]  No 031843866

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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