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2018/03/29中朝首脳会談、トランプ氏に不都合?

中国政府が28日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が北京を非公式に訪問、習近平国家主席と会談したと発表しました。北朝鮮の朝鮮中央通信社も、金正恩委員長の訪中と習近平主席との会談を報じましいた。特別列車の謎が解けました。

南北首脳会談と米朝首脳会談を控え、金正恩委員長が朝鮮半島を非核化する意向を示した、習近平主席が中朝の友好関係を維持する方針を伝えたと中国が明らかにしました。アメリカのトランプ政権は、中国政府から中朝首脳会談の説明を受けたとする声明を発表しました。

ウォールストリートジャーナルは、金正恩委員長の訪中について、最大の外交課題であるトランプ大統領との首脳会談に向けた下準備だと伝えました。アメリカでは、タカ派のポンペイオ氏が国務長官になり、北朝鮮に対する先制攻撃を主張するボルトン氏が安全保障担当の大統領補佐官に起用されることが決まり、軍事摩擦への懸念が強まっているとしています。

ワシントンポストは、中朝首脳が2カ国間の絆を強めたことが、トランプ大統領の外交の難しさを浮き彫りにしたと報じました。北朝鮮に対する動きは、すべて中国の習近平主席を通すことが必要だとのアメリカへのメッセージだとしています。

ブルームバーグは、北朝鮮の金正恩委員長が米朝首脳会談に先立ち、中国は北朝鮮の味方だという強力なメッセージをトランプ大統領に送ったと伝えました。

ニューヨークタイムズは、中国の北朝鮮に対する姿勢が軟化するかを判断するのは時期尚早だが、トランプ大統領の通商政策が中国に脅威となる中、中国が北朝鮮カードを得たと解説しました。

 [March 28, 2018]  No 031843864

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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