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2018/03/13米朝首脳会談と核の問題

トランプ大統領が、北朝鮮の金正恩委員長の誘いに応じ、初めての米朝首脳会談が実現する見通しです。北朝鮮の反応と韓国特使団のニュアンスに違いがある、アメリカ国内に否定的な見方があるなど様々な意見がありますが、5月に首脳会談が実施される方向に変わりはありません。


ウォールストリートジャーナルは、トランプ大統領が金委員長と会うことに合意したことは世界を驚かせたが、同盟国や議会が考えるような思いつきの判断ではないとポンペオCIA長官やムニューシン財務長官が擁護したと報じました。


ニューヨークタイムズは、トランプ大統領が「ひどい合意だ」として見直しを求めるイラン核合意を破棄するかどうかの期限である5月に、金委員長との会談で核兵器の放棄を求める見通しだと解説しました。イラン核合意を破棄すれば、米朝首脳会談は一段と困難になる可能性があるとしています。


APは、米朝首脳会談開催の発表から数日経った12日までに北朝鮮の国営メディアから首脳会談に関する直接の言及はないと伝えました。首脳会談の計画や条件、北朝鮮が核兵器を放棄するかなど一切発表はないとしています。北朝鮮が時間をかけて発表内容を精査することは珍しくないが、北朝鮮からの確認がないことで北朝鮮を巡る米韓の発表がどこまで正確か懐疑的な見方が生まれていると解説しました。


ハーバード大学のバーンズ教授はフィナンシャルタイムズに寄稿、トランプ大統領が北朝鮮との外交に向けて動いたことはギャンブルだとの見方を示しました。会談が成功する確率は低いとしています。ただ、アジアでの大きな戦争の回避につながる可能性があり、意義があると主張しました。


 [March 12, 2018]  No 031843853

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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