2分でわかるアメリカ

2018/03/01米GDP、2.5%に下方修正

アメリカ商務省が28日発表した2017年10-12月期の実質国内総生産(GDP)改定値は、季節調整後の年率換算で前期比2.5%増となり、1月発表の速報値から0.1%下方修正されました。市場予想と一致しました。2017年通年は前年比2.3%増に据え置かれました。


アメリカ経済の3分の2以上を占める個人消費は3.8%増で据え置かれましたが、輸入は14.0%増に小幅ながら上方修正されました。在庫投資は速報値から大幅に下方修正されました。


ブルームバーグは、GDPは小幅下方修正されたが、個人消費と企業の支出は依然として強いと報じました。第3四半期と第4四半期の賃金の伸びが上方修正されたとしています。


今年はどうか。


ウォールストリートジャーナルは、2017年第4四半期のGDPが小幅下方修正、今年の第1四半期もやや冷え込みそうだと報じました。ただ、政策担当者やアナリストは今年通期の成長については依然として楽観視していると解説しました。


ロイターは、アメリカ経済は今年に入り勢いを失っているようだと伝えました。季節要因でGDPは第1四半期(1-3月)に弱含む傾向があるが、減税政策と財政出動を背景に、2018年は成長ペースが加速するとみられるとしています。


マーケットウォッチも同様のトーンで伝えています。2018年第1四半期に消費が増えるとは思えないが、2.6%の成長が予想されるとしています。トランプ減税と政府支出の大幅な拡大を背景に、9年近い景気拡大はさらに続きそうだと解説しました。


  
 [February 28, 2018]  No 031843845

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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