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2018/02/27米最高裁、トランプ政権の異議認めず

アメリカの連邦裁判所は26日、「若年移民に対する国外退去の延期措置(DACA)」の撤廃差し止め判決に異議を唱えるトランプ政権の訴えを認めない判決を下しました。


DACAは、幼少期にアメリカに不法入国した約80万人(ドリーマーと呼ばれています)の権利を保障するもので、オバマ前政権時代に導入されました。3月5日に期限を迎え、更新が必要になりますが、トランプ政権は自然失効させたい意向でした。


しかし、カリフォルニア州とニューヨーク州がDACA撤廃の差し止めを求め、連邦地裁はそれを認める判決を出しました。司法省が控訴審を飛び越えて最高裁に介入を求める異例の手段に出ましたが、最高裁判所が拒否した格好です。


ワシントンポストは、トランプ政権が計画した3月5日のDACA廃止を最高裁が差し止めたため、今後は控訴審の審議という通常路線で審議されることになると伝えました。


ウォールストリートジャーナルはトップ級で報じました。民主党と多くの共和党議員がDACAを支持している一方で、不法移民を認めることになるとの批判もあり、重要な政治テーマになっているとしています。最高裁の判断を受け、ドリーマーを合法化する圧力が議会にかかりそうだと解説しました。


ニューヨークタイムズは、DACAをめぐる問題は中間選挙以降に先送りされそうだと伝えました。民主と共和の両党の議員は、賛否が分かれる政治課題を選挙前に避けることが多いとしています。


 [February 26, 2018]  No 031843843

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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