2分でわかるアメリカ

2018/02/22FRB、経済見通しに自信深める

アメリカの中央銀行にあたるFRBが21日、1月末に開いた金融政策を決める会合(FOMC)の議事録を公表しました。


議事録で、経済活動やインフレ率の見通しに政策メンバーが自信を深めていることがわかりました。「短期の景気見通しが底堅さを示し、フェデラル・ファンド金利軌道が徐々に上向く可能性が高まったとの認識で一致した」としています。


ロイターによると、今年初めてのFRBによる利上げが実施されるのは3月との見方は変わっておらず、利上げ確率は約94%となっています。CMEグループの金利先物の分析によると、FRBが年内3回の利上げをするとの見方が引き続き示されています。


フィナンシャルタイムズは、イエレン前議長の最後の会合の議事録で、アメリカ経済の勢いが増しているとFRBが認識していることが明らかになったと報じました。


ニューヨークタイムズは、アメリカ経済は金利上昇の準備ができているとFRBが自信を深めていることが議事録でわかったと伝えました。


ウォールストリートジャーナルは、FRBがインフレ率は目標の2%に近づくとの自信を深めれば、年内に3回利上げする計画を維持するが、財政出動、減税、米ドル安、低失業率を背景に物価上昇圧力が強まれば、FRBが一段と積極的に行動する可能性があると解説しました。


 
[February 21, 2018]  No 031843840

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.06.21 更新FRB議長、利上げ継続に強い根拠※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)FRBのパウエル議長は20日、ポルトガルのシントラで開かれて…
  • 2018.06.20 更新米中「貿易戦争」と経済リスク※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカと中国が「貿易戦争」に突入する可能性が高まり、世界経…
  • 2018.06.19 更新非難殺到の「不寛容政策」※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちらアメリカのトランプ政権の「不寛容政策(zero tolerance policy)」…
  • 2018.06.16 更新貿易戦争、アメリカ孤立へアメリカのトランプ政権が15日、通商法301条に基づき、中国の1102品目に対し25%の関税を課す最終案を公表しました。総額500億米ドル(5兆5250億円)で…
  • 2018.06.15 更新広がるECBとFRBの金利格差ECBは14日にラトビアのリガで開いた理事会で、量的緩和を今年9月以降に月間150億ユーロに半減し、年内に終了する方針を決めました。政策金利は据え置きました。声…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ