2分でわかるアメリカ

2018/02/15米物価上がり、消費落ち込む

アメリカ労働省が14日発表した1月の消費者物価指数は前月比で0.5%、前年同月比で2.1%上昇しました。エコノミストの予想を上回りました。


変動の激しい食品と燃料を除いたコア指数は、前月比0.3%、前年比で1.8%上昇。いずれも予想以上でした。家賃、衣服、医療、自動車保険など幅広く上昇しました。


予想を上回る消費者物価指数を受け、予想物価指標のひとつであるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が急上昇しました。10年物BEIは4ベーシスポイント上がり2.10%をつけました。


フォーブスは、衣服や靴の値段が過去30年で最も早いペースで上昇したと伝えました。


ウォールストリートジャーナルは、FRBが3月20-21日の会合(FOMC)で政策金利の誘導目標を0.25%引き上げ、1.25〜1.50%にする確率が83.1%あると投資家が考えていると報じました。


ロイターは、強い消費者物価指数を受けFRBが年内に4回の利上げを行う確率が上がったと伝えました。CNBCは、年3回利上げの確実性が高まったとしています。


一方、アメリカ商務省が発表した1月の小売売上高は前月比0.3%のマイナス。予想外に減りました。自動車除く小売売上高は横ばい、これも市場予想を下回りました。


ブルームバーグは、消費者物価指数が予想以上に上昇、小売売上高が予想外に減少したが、アメリカ経済に問題があるとは言えないと解説しました。強い雇用と減税が個人消費を押し上げるとみられるとしています。


[February 14, 2018]  No 031843837

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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