2分でわかるアメリカ

2018/02/03強かった米雇用統計、FRBどう動く

アメリカ労働省が2日発表した1月の雇用統計は、景気動向をみる上で重視される非農業部門の雇用者数が20万人増えました。予想の18万人を上回りました。失業率は4.1%と予想通り横ばいでしたが、17年ぶりの低水準を維持しました。

平均時給は27米ドル74セントで前月比0.3%上昇、前年同月比で2.9%増えました。

ワシントンポストは、労働市場の引き締まり、1月から18の州で最低賃金が引き上げられたことなどで、伸びが鈍かった賃金が上がりはじめたと伝えました。

ロイターがフェデラルファンド金利の先物を分析したところ、3月にFRBが利上げするのは確実で、年内はその後に2回の利上げが実施されるとの見方が反映されていることがわかりました。

ウォールストリートジャーナルは、賃金が金融危機以降で最も伸びたと報じました。FRBが今年3回の利上げを予想しているが、賃金の強い伸びを受けて年4回など利上げペースを早める可能性があると解説しました。

フィナンシャルタイムズは賃金が堅調に伸びたことを受け、米国債の売りが加速、10年債の利回りが2014年1月以来で最も高い2.8%台に上昇したと伝えました。FRBが今年4回のペースで利上げするとの観測が広がったとしています。

バロンズは雇用統計を受け、ニューヨーク株式マーケットのダウが急落、米国債利回りが急上昇したと報じました。

 
[February 02, 2018]  No 031843829

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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